演奏会チラシ、チケット、プログラム印刷におすすめの用紙
デザインを依頼して印刷データを手に入れた後は
いよいよネット印刷業者に入稿して印刷を依頼することになります。
注文画面でたくさんの用紙の種類が出てきて、
初めての方だとどれを選べばいいのかきっと迷われると思います。
多くの業者は印刷(用紙)のサンプルを用意してあります。
請求して実際手にとって発色や、紙質を確認できればいいのですが、
どうしても時間がかかり、すこし面倒ですよね。
そこで種類別によく使用されている、おすすめの用紙をまとめてみましたので、
ぜひ印刷注文する際に参考にしてください。
チラシ印刷におすすめの用紙
種類
①コート紙:
表面に光沢があって、色鮮やかに印刷することができますので、チラシによく使用されます。
②マットコート紙(マット紙):
つや消しを施した紙、表面はサラッとした質感です。色が少しくすんで見えるので、落ち着いた雰囲気になります。
厚さ
①90kg:
コピー用紙とほぼ同じ厚さになります。チラシ印刷の定番紙になります。
②110kg:
少し厚めの紙になります。90kgより少々高いですが、コシがあるのでチラシラック等に設置した時はまっすぐたちます。
また、90kgより裏抜けが少ないので、両面印刷にもおすすめです。
チケット印刷におすすめの用紙
種類
①上質紙:
コピー用紙と似たような紙です。色がマット紙よりさらにくすんで見えます。
安価で筆記性もありますので、コスパ重視でおすすめです。
②マットコート紙(マット紙):
上質紙より高級感があって、筆記性もわるくありません。ナンバーリングのシャチハタもよく乾きます。
③コート紙:
発色がよく、きれいに仕上がります。
ナンバーリングのシャチハタがなかなか乾きませんし、あとの擦れに要注意です。
厚さ
①135kg:
ポスターにもよく使用される厚さの紙で、チラシより少し厚いくらいで十分だと思います。
②180kg:
官製はがきを同じくらいの厚さで、もぎりがいあります(笑)
プログラム印刷におすすめの用紙
種類
①マットコート紙(マット紙):
パンフレットの定番用紙、可読性、筆記性も高いです。
②コート紙:
文書も写真もきれいに印刷されます。
会場の天井の光をよく反射するので、少し読み辛い。
厚さ
①135kg:
4ページ冊子にするにはこのくらいの厚さがちょうど良いかと思います。
②110kg:
8ページ以上なら少し薄くしても気になりません。