演奏会チラシのデザイン依頼する際に用意するデータの話

演奏会チラシのデザイン依頼する際に用意するデータの話

デザインを依頼する際、事前に必要なデータを用意していただいて、まとめて送付できると依頼から制作開始までがスムーズになりますね。
ということで今回事前に用意するデータの話【チラシ編】をしてみます。

コンサートタイトル

ソロリサイタルの多くは、「音楽奏子 ピアノ・リサイタル」というように、特に悩む必要はありません。
コンサートのテーマをタイトルにしたい場合は、少し考える必要があります。

文字制限は特にありません。ただ、あまり長いとWEB掲載や、チケットカウンターに登録する際に入りきらないこともあるので要注意。

サブタイトル、キャッチコピーなど

コンサートのテーマや、特徴に合わせてつけるのが一般的ですね。
必須ではありませんが、どんなコンサートなのか、ソリストはどんな方なのか等、分かりやすく伝えるためにもあったほうがよいと思います。

デザイン側としてもサブタイトルの雰囲気に合わせてデザインすることもけっこうあります。

出演者のお名前・楽器

ローマ字表記もあったほうが良いと思います。

出演者のプロフィール写真

なるべくサイズ(解像度)の大きいものを用意して下さい。スマホで保存、メール添付するときに、勝手に縮小されたりしますので、ご注意ください。添付が難しい場合は無料のデータ便、グーグルドライブ等を利用しましょう。

背景が複雑なものや、背景と同系色のものは、切り抜きに向かない写真の場合は切り抜きなしで掲載する場合もあります。

カメラマンのクレジット記載が必要でしたら、お忘れなく。

出演者のプロフィール

片面で作る場合や、出演者が複数の場合は短めのものをご用意ください。
両面で作成する場合は少し長くても問題ありません。あまり長いと無理して掲載しても文字が小さくなり、読み辛くなってしまいます。

演奏曲目

作曲者、曲名を日本語、原語をご用意ください。曲数が多い場合は、メインの数曲、あとはその他としても良いかと思います。

開催期日・開演開場時間

とても大事な情報になりますので、間違えると大変なことになります。特に曜日は必ず確認しましょう。

会場名

会場名の記載に関して、ホールによってルールがあったりします。必ずロゴを掲載しないといけないことや、逆にホール主催公演でないとロゴを掲載してはいけない等、ややこしいところがありますので、事前によく確認したほうが良いと思います。

会場住所・代表番号・交通アクセス

こちらも良く確認しましょう。ホールによってはホールの代表電話番号を掲載してはいけないこともあります。アクセスに関しては、駅から遠いところは駐車場の有無も必要でしょう。

会場地図

必須ではありませんが、あったほうが何かと便利ですね。
多くのホールのウェブサイトには地図の画像、PDFを掲載してあります。
使用していいかは事前確認しておきましょう。

データがなく、あるいはあるけどサイズが小さくて印刷に適さないの場合は
オリジナル地図作成を依頼してください。
有料になりますが、チラシのデザインに合わせて作ったりします。

チケット料金

席種、自由席、指定席、当日料金の有無、学生券の年齢制限なども必要があれば提出してください。

チケットの取扱い(プレイガイド)

ご自身で手売りされる場合は、ご自身の電話番号、メールアドレスをご用意ください。
一般公開してしまいますので、気になる方フリーメール等のほうが良いでしょう。

プレイガイドを利用する場合は、プレイガイド名、電話番号(営業時間)、URLが必要になりますので、事前に申し込んでおく必要があります。

主催・お問い合せ先

リサイタル実行委員会とする場合は、一般公開しても良い電話番号、またはメールアドレスをご用意ください。

その他記載事項

未就学児の入場制限などの特記事項、ごあいさつ、メッセージなどなど。

デザインのご希望

全体的なイメージ、使いたい色等ご希望が有る場合は、なるべく詳細にご記入下さい。
例えば明るく、可愛らしい感じに、ピンクを基調に等。
背景に使いたい風景の写真や、他の方のチラシの見本等もあればなお良いかと思います。

特にない場合はお任せになりますが、演奏会の内容に合わせたり、季節に合わせたり作成していきます。

 

以上、デザイン依頼する際に用意するデータの話【チラシ編】でした。